【本】小さなチーム、大きな仕事 働き方の新しいスタンダード

この本のことは前から知っていたけど読んだことがなくて、Kindle本のセールで値下げしていたタイミングで購入しました。

この本の主題はいかにしてシンプル、迅速、臨機応変に仕事を進めていくかということ。大げさな広告や過剰な性能がなくても良い。必要なら一度決めたことを変更する必要があるかもしれない、などなど…
旧来の働き方とは正反対の、新しいワークスタイルについての本です。

私自身もずっと小さなチームどころか一人で仕事をしていて、時々はクライアントとチームを組んで作業したりアイデアを出し合ったりすることもある環境で、ここに書かれていることは大いに参考になりました。

特に「世界にささやかに貢献する」という章は、過去に自分の仕事が喜ばれた時にすごく達成感を感じたことを思い出して、これは確かに必要な体験だなと再確認できました。こういうのが仕事のやりがいになるんだろうなぁ。残念ながら私にはその経験が少なすぎるのだけど…。

それから「まずは作り始めよう」の章。
とにかく手を動かさなければ始まらない。話はそれからだ。

いつも「こういうことを試してみたらいいかな」と考えた30分後には「珍しい事じゃないし、これを面白いと思う人はいないだろう」とやる気を失ってしまうので、まずはこの本にある通り、毎日少しずつの時間を使って自分が欲しいものを作ってみよう。